ちょっとの非日常から気づく自分の気持ちにほっこり。「ただいま神様当番」 青山美智子 感想

ほっこりする。

誰もがついやってしまいそうなちょっとした魔がさすことからはじまる物語。

短編が集まってて読みやすいし、

後になってから、あ、この人!

あの人だ!

ってそれぞれの短編の子たちがすっこしずつゆるーく繋がっていく。

本当に心あったまる。

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ここから先ネタバレあり

右手にマジックみたいな感じで「神様当番」って出るの普通に怖いし、

いや普通に生活困るだろ。

神様出てきた時の反応も人によって様々で面白かった。

特に外人の人。

オー、クール!!!!

「日本ではこんな風習があるんデスネ」

イヤイヤないわ。

左手に吸い込まれていくのも怖いしな。

勝手に動くのも怖いしな。

とにかく実際にあったら自分頭おかしくなったか…ってなりそう(言ってて夢がなくて悲しくなってきた)

誰が最初に出てきたとか微妙なんで記憶に残ったところだけですが、

最高の弟欲しい!

ってやつ、

ピアノ教室の子が理想だ!って思っても、

リアドロ壊したの押し付けられてむしゃくしゃして。

結局自分の罪認めてくれてよかった。

それがきっかけで自分の弟の良さに気づくのも。

素直、勢いがある、うっさい!!!ってなることもあるだろうけどやっぱり可愛いよね。

きっと。

1番記憶に残ったのは英語の先生かな。

授業へーいって聞いててごめん、ってなった。

具体的にどうすれば良いんかは全くわからんけど!!!

話しかけにいくのも勇気いるんよな…

きっとどこの英語の先生も、自分が理想に思ってた日本での働き方と違う、って思いながら働いてるんだろうな、と。

小さい子たち相手なら、勢いで楽しい、!!って感じを表してくれるんだろうけど、

年齢上がるにつれて段々と「めんどくさいもの」って位置付けに、なるのかなぁ。

悲しい。

どうすれば良いんだろ。

もったいないよね、お互いに。

うーん、、難しい。。。

あと、最後の電気おじさん。

俺がこの会社を作り上げたんだ!!!って言うプライド、、

空回り。

嫌な上司ナンバーワン。って感じ。

やだねぇ。

俺は、神だ!!!!

は笑ってしまいましたよ。

おじさん。

バスのみんなに神様が回ってた、っていうのは

不思議なバスだったのか、

たまたまだったのか、

バス停がたまたまそんな不思議なとこだったのか、は結局わからなかったけど。

神様が出てきてちょっとだけどの人も良い方向に向かってていいなと思った。

短編だから、後から、弟好きな様子を見られたり、

神様のせいでおじさんを優先席からひきずり下ろした行動でカッコいいと思われてたり、

そのおじさんが一応社長だったり。

あの傲慢社長おじさんが、きづかなかったよ、ごめん、ありがとうって言うと思えんのだが。

神様来る前に。

それはちょっと、ん???

おじさん意外と最初から素直やったんか??と不思議には思った。

一応社長おじさんが(というか社長という言葉を使いたくない自分がいる、)

トイレ借りにきたおばあちゃんを、嫌がりながらもまあ見て見ぬふりしてたし、

本心ではお茶渡したがってたし、

いや元々はいいやつなんよな。しってるぞ、おじさん。

社員いなくなったのは可哀想だけど、

一から自分もお客さんと向き合ってコツコツ頑張ることに決めてよかったよかった。

本当にほっこりしました。

優しさの心は忘れないでいたいね。

自分の気持ちに正直になるのって難しい。

自分の気持ちに気づいて正直に出せる人いいよね。

以上っ

本感想
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