老人の美学 筒井康隆

本感想
老人の美学 (新潮新書)
青年、中年からやがて老年へ。人生百年時代にあって も、「老い」は誰にとっても最初にして最後の道行き なのだ。自分の居場所...

年を重ねた人が、思ったことがそのまま、言葉になっているように感じた。


自分も、老人になって、自分の身だしなみを整えて、自分が思うかっこよさとか、といった自分の美学を失わずに生きていきたいと思った。

自分が習慣化していること、例えば、身だしなみを整える、とか、背筋を伸ばすと言ったことは、認知症になった後でも、少しでも、残るのではないか、という考えも素敵だなと思った。


また、「何度も死の前に投げ込まれたり、自分を投げ込んだりして、何度も死と向かい合っているうちには、本当の死の前に先駆けて死を了解することになり、それによって今の自分が、今、何をすればよいかがわかる。」という言葉が特に心に残った。


医者に限らず、人の死と触れる仕事は、死と直面することで、自分の今やるべきことを知ることができる職業なのではないかと思った。

自分もいろんな経験を重ねて、

朝目覚めて、

今日も生かしてもらってる、ありがとうございます、

と思って、

笑顔で過ごせる老後にしたいなと思った。

老人の美学 (新潮新書)
青年、中年からやがて老年へ。人生百年時代にあって も、「老い」は誰にとっても最初にして最後の道行き なのだ。自分の居場所...

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