明日地球が終わるとしても良いと思える生活を「滅びの前のシャングリラ」

すごくよかった

人生が終わる時、

自分はどう行動するかな。

ファンタジーなんだけど、すごく現実味があって。

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ここから先ネタバレあり

1ヶ月後に隕石が落ちてきて、

人類全員死ぬ。

そう言われた時どうするか。

いじめと秘密

もともとちょっと太ってていじめられてた男の子。

いじめからの逃れ方、ちょっとユーモアを、とか

すごく現実味があって。

心にきて辛い。

たまたまクラスの孤高の女の子と出会って、

ちょっと秘密を共有したと思ったら、

冷たい態度を取られて。

それもまた現実味がすごくて

心にきて。

衝撃のニュース

1ヶ月後に隕石による人類滅亡。

それに対する対応が

本当にそうなりそうで。

筆者の現実味がありすぎる想像力に驚愕。

世界は自由に暴動が起こる中で

日本は変に真面目に働く人もいて。

その中でだんだんと秩序がなくなって。

退職金はサバ缶に代わって。

テレビとか放送もなくなって、

インターネットだけが情報源になるも、

それもめちゃくちゃで。

盗み、犯罪も法の意味がなくなって。

生きるために盗まないといけなくて。

そんな本当にそうなりそうな恐ろしい世界が

綿密に描かれてて本当に飲み込まれた。

東京に行く

東京に、行く。

女の子の強い意志。

小さい頃の約束を信じてこっそり守ろうとする男の子。

本当に命の危険もあるし残り1ヶ月しかないのに

お前がやりたいことなら、

って言って、

本当に必要な言葉と包丁だけ渡す

母親カッコ良すぎる。

「生きて帰ってこい」

実際は、女の子が東京に行きたいのは

本当の自分の親にあってみたい

って言うのも大きくあったんだけど。

みんなそれぞれ辛い思い、気持ちを抱えてるんだなって思う。

いじめっ子との激突

女の子、

いじめっ子たちがついてくよ

といって

男の子は後ろからこっそりと。

ただ、

男の子とは違う、

最悪すぎる理由でついていってて、

その現場。

人間残り1ヶ月なのにお前らこんなこと!?!?

と思うけど

だからこそ、なのか??

吐き気。

なんとか一回目は撃退。

本当についていってよかったね。

まあいきなり現れるのも怖いけど。

ほぼストーカーだしね。

ただ、それで本当に救われた人がいたのは事実。

さらに、こんな危機的状況だからこそ、、とかはいいたくないけど、

この状況のせいで、お互いにこんな状況になってる。

危機的状況に人の本性が出る、とかいうけど、

あんまり言いたくなくて。

周りとの関わりとか、

今までの生活とか

全部関わり合ってたまたま

そんな行動に出るんだと思ってる。

だから、最悪ないじめっ子も、

本当はいい子だと信じたい

いじめっ子目線の話とかも読んでみたいな

何を思ってその行動に走ったのか。

理解はできないと思うけど。したくないけど。

両親との対面

まさか父親生きてたなんて…ね。

そして初対面が飛び蹴り笑笑

父親も、子供いる事を知らなかったから、

本当に本当に初対面。

「お父さん頑張れー」

のシーンはちょっとうるっときた。

ここまで変貌遂げた世界だと、

暴力的な実力が

本当に力を発揮している気がして。

不思議な、気持ちになった。

どれだけお金持ってても、勉強しても。

本当に守りたい状況ではどうしようもないんだと思う。

暴力がいいってわけではないけど。

そして両親二人ともかっこいいんだよな

母親は言うまでもないけど。

父親も、短気なとことか何も考えずに突っ込むところとか

そりゃ突っ込みたくなるところはたくさんあるけど

かっこいい。

自分が決めたことはやり抜く。

両親合流までの道のり

最初は父親もいじめっ子と同じような最悪人間の考えだったけど、

母親と会ったことによって変わって。

変わってはいないか。

その能力をいい方に変えれて。

ただ、合流後もだけど、

もちろん全てが正義とはいかない。

どっちかにとっていいように働いた時、

誰かは損をしてる。

そのことを思い知らされて。(お花屋さんの息子とか)

けど、自分は家族を守るんだ、一緒にいるんだって決めて。

こんな全てうまくハッピーエンドとはいかない感じも

現実味がすごくて。

蕎麦屋さんでの生活

ライブ大阪に変更。

全員が最後の数週間。

色々あったけど。

平和に。

全員が本当に心からのはじめての平和に。

全然世界は平和じゃないし、

状況も平和じゃないけど。

この大変な出来事のおかげで得られてしまった幸せ。

そんなことないって言いたいけど

間違いなく、

寿命が定められないと得られなかった幸せ。

よかったね、って言いたい。

アイドルはアイドルで

下積みから一気にトップへ躍り出て。

地元でライブ。

終わりへ向かって

ここに書かれた人たち、

みんな隕石によって

普通だったら得られなかった幸せの形を作ることに成功して。

そんななかみんなで迎える終末。

ここに書かれなかった人たちも、

本当にいろんな形でこの日を迎えるんだろうなと思うと

ハッピーエンド!とは絶対に言えないけど

それぞれみんなが幸せであって欲しい

と願うばかりでした。

こめんと

自分、本当にやりたい生活をしてるかな

明日地球が終わるとしてもこれをやるかな

って考えるの大事だと思ってたけど

より強く思うようになった

やりたいことはやるべき。

あとやっぱり、食って大事だなと思って

ちょっとでいいから食べ物作りたいと思った

自分的にだいぶヒットした作品でした

以上っ

本感想
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