法医学

授業メモ

ただの授業まとめ。テスト用自分まとめ。

おかしいな?ってところは絶対に間違ってます。教えてください。

自分用メモなのでわかりにくいのは悪しからず。

検索したら、用語ごとに探せるから便利。

ページ内検索とかをうまく活用しています。どっかで見たなーー、っていう時に。

最初の画像なんか入れたいなーって思って、いつものフリーサイトで「法医学」って調べたらとんでもない骸骨が出てきたのでいらすとやを召喚しました。

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要するに(GBTまとめ直し)

以下に、記載内容の一部を修正し、より明確で読みやすい形に書き直しました。


出生と死

出生

  • 一部露出:刑法
    法的な出生に関する規定の一部。
  • 全身露出:民法
    出生が法的に認められる条件。

死の兆候と反応

  • 死線期(agonal state)
    死に至る前の生体反応が現れる時期。
  • 超生反応
    死の過程で生体に一時的に発現する反応。
  • 心臓死の3徴候
  1. 心停止
    心臓の拍動が止まること。
  2. 呼吸停止
    呼吸が完全に止まる状態。
  3. 瞳孔散大・対光反射の消失
    瞳孔が大きく開き、光に反応しなくなる。死戦期では全身の反射機能が低下し、瞳孔散大が顕著に見られる。

法的脳死の診断基準(6つの基準)

  1. 真昏睡
    意識が完全に失われている状態。
  2. 自発呼吸の消失
    呼吸が自発的に行われなくなる。
  3. 瞳孔の固定
    瞳孔が光に反応せず、固定される。
  4. 脳幹反射の消失
    脳幹に由来する反射がなくなる。
  5. 脳波の平坦化
    脳の電気活動が見られなくなる。
  6. 時間経過
    脳死状態が不可逆であることを確認するため、6時間以上の時間が経過して同じ診断結果を得る必要がある。

死因の分類

  • 直接死因
    直接的に死亡を引き起こした原因や状況。
  • 原死因
    直接死因を引き起こした一連の病気や事故、暴力の状況。
  • 死因の競合
    死因が複数の要因による場合、その中から主たる死因を判断するのが困難な場合。
  1. 死因の共同
    複数の要因が共同で死因に寄与した場合。
  2. 死因の連合
    一つの損傷が続いて重篤な障害を引き起こした場合。
  3. 死因の競存
    二つの損傷が共存し、どちらが真の死因か判断できない場合(損傷同士が関係ない場合)。
  4. 死因の連立
    二つの損傷があり、どちらも関係しているが、真の死因を判断できない場合。

検案と検死

  • 検死
    警察官や検察官が外表検査を行う。
  • 検屍
    医師が医学的検査を行う。
  • 検案
    医学的検査に加え、死因や死後経過時間なども判断する。皮膚切開や臓器の摘出は行えない(死体損壊罪となる)。

診断書の種類

  • 死亡診断書
    治療中の病気や怪我によって亡くなった場合に発行される。歯科医師も発行可能。
  • 死体検案書
    死因が診療に関連しない場合に発行される。医師のみ発行可能。
  • 死産証書
    出生に立ち会った場合に発行される。
  • 死胎検案書
    出生に立ち会わず、検案によって死因が判断される場合に発行される。

解剖の種類

  • 司法解剖
    刑事訴訟法に基づき、許可状を得て行われる解剖。
  • 行政解剖
    犯罪に関係のない異状死体に対して行われる解剖。

異状死

  • 異状死
    医師が検案して異常を認めた場合、異状死と判断される。日本では年間約20万人が異状死とされており、24時間以内に所轄の警察署へ届出が必要。

生活反応

  • 生活反応
    外部からの刺激に対する生体反応の結果生じる変化。これは死後も証明されることがある。
  1. 局所的生活反応
    例:痂皮(かさぶた)、創口の修復、熱傷など。
  2. 全身的生活反応
    呼吸や循環によって全身に生じる反応。例:貧血、敗血症など。

死体現象

  • 死の確徴
    死の確定的な兆候。
  • 早期死体現象
    物理的・化学的変化が現れる段階。
  • 腐敗現象
    死後1〜2日で腹部に淡緑色の腐敗が始まり、2〜3日で角膜が混濁する。
  • 体温降下
    死後10時間で約1°C/時間、その後は0.5°C/時間のペースで体温が低下する。
  • 死斑
    死後30分〜2時間で赤紫色の死斑が出現し、血液が低い部位に集まる。死斑の色は中毒によって異なる。
  • 死後硬直
    顎から始まり、体全体に広がる(6〜8時間で下半身へ移行)。硬直が最も強くなるのは死後12〜15時間。

晩期死体現象

  • 自家融解
    死後、体内の酵素が自らを分解する現象。
  • 腐敗
    腐敗は下腹部から始まり、死後1〜2日で淡緑色に変わる。嫌気性菌が原因でガスが発生し、体が膨張することがある(巨人様観)。
  • 白骨化
    死後1年で完全に白骨化する。

異常死体現象

  • 屍ろう化
    死体の中性脂肪がけん化し、グリセリンと高級脂肪酸に分解される現象。
  • ミイラ化
    死体が乾燥し、腐敗せず保存される現象。

このように、情報を整理し、用語の意味を補足することで、読みやすさを向上させました。

メモそのまま

出生

一部露出 刑法

全身露出 民法

死線期

超生反応

心臓死の3兆候

心停止

呼吸停止

瞳孔散大・対光反射の消失 死戦期にあっては、全身のすべての反射機能が低下するために、瞳孔(どうこう)は光に対しての反応が鈍くなり瞳孔散大の現象をおこす。

法的脳死(6個)

真昏睡 見た目

自発呼吸の消失 

瞳孔固定 

脳幹反射の消失

脳波の平坦化

時間経過 6時間以上後に同じものを調べて不可逆的であることを確認

死因

直接死因の原因が原死因??

直接死因
直接死亡を起こしたもの、状況

原死因 
直接に死亡をひき起こした一連の事象の起因となった疾病、もしくは致命傷を負わせた事故、もしくは暴力の状況

死因の競合

どれが原因で死んだか判断困難

 ・死因の共同 全部で死因

 ・死因の連合 一つの損傷に続いて重篤な障害が起こった、だんご

・死因の競存(合じゃない!!) どちらが真の死因かわからない、関係ない

・死因の連立 どちらの損傷が真の死因かわからない、かん系ある

検案

・検死 警察官、検察官が外表検査

・検屍 医師が医学的に検査

・検案 医学的に+死因、死後経過時間なども判断

皮膚切開や臓器の摘出は行えない。死体損壊罪になる。

診断書

原死因(起因となった病気)を書く。

死亡診断書 治療中の傷病で亡くなる 歯医者が書ける

死体検案書 死因が診療にかかわる傷病と関連しない原因により死亡した場合。検案で死因判断。医師のみ

死産証書 出生に立ち会った場合

死胎検案書 出生に立ち会っていない場合。検案で死因判断。

他意による死亡→他殺
自然災害→その他

解剖

司法解剖 刑事訴訟法に基づき許可状をえて行われる
行政解剖 犯罪に関係がない異状死体

異常死

医師が検案して異状を認めた時
異状死 
24時間以内に所轄警察所へ届出 日本20万人ほど

「変死」とは違う!! 検察官。

・外表異常

・状況異常

死体解剖して犯罪との関係を認めたとき
変死
24時間以内に警察署長に届け出

生活反応

体外から作用した刺激に対して生体としての反応の結果発現する変化。個体の死後にも証明される。

・局所的生活反応
  痂皮、創口のしかい、熱傷など

全身的生活反応 呼吸や循環に基づく。
  貧血、敗血症など

死体現象

死の確徴

早期死体現象:物理的、科学的変化

死後1-2日 腐敗により腹部 淡緑色
2-3日 角膜混濁
1日以上 死斑消失しなくなる

・体温降下(着衣により減少幅異なる)
1〜2時間はほとんど低下しない
直腸で測定

死後10時間 1°c/時間
その後 0.5°c/時間

https://knowledge.nurse-senka.jp/215793/

死亡時高体温→感染症、頭部損傷なんで?、覚醒剤中毒

・血液就下・死斑(赤紫) 低い部位に発現。
 早く強い・・・青壮年、急死 血液サラサラ(プラスミン)
 遅く弱い・・・老人、貧血(疾病)、失血、脱水
 30分〜2時間で出現

  ・両側性・浸潤性死斑(24時間〜)
  ・死斑の転移

通常:赤紫(還元型ヘモグロビン)
急性一酸化炭素中毒:鮮紅色(一酸化炭素ヘモグロビン)
急性シアン中毒:紅色(酸化ヘモグロビン)
硫化水素:青緑(硫化ヘモグロビン
凍死:紅色(酸化ヘモグロビン)

・死後硬直
 顎関節(1〜3時間)から、筋肉量多いほど持続。
 上半身から下半身へ(ニステンの下降型)。(6−8)
 硬直最強(12−15)
 温度高いほど融解早い(24ー)、アイスと同じ

 Ca2+、アクチン、ミオシン

即時型死後硬直
筋肉に強い収縮があったとき

立毛筋 鵞皮形成(鳥肌みたいな)。凍死、水中死体。

・乾燥 
角膜混濁
革皮様化 口唇:非角化扁平上皮

晩期死体現象:物理的、科学的な死体の崩壊

・自家融解

浸軟 母胎内で死亡した胎児が子宮内で無菌的に軟化、融解。

・腐敗 下腹部から(1−2日)。硫化ヘモグロビン淡緑色
樹枝状血管網、
巨人様観(ガス。嫌気性菌による。3−10日。そのため、水中死体に多い。)

  キャスパーの法則 腐敗にかかる時間 地上(一年くらい)1、水中2、地中8
 土の中に埋めた方が遺体残りやすい

・白骨化 地上1年

・死体の崩壊 
蚕食

皮膚の色
緑、赤紫→灰緑、灰赤紫色→黒緑、黒赤紫→黒

異常死体現象

・屍ろう化 中性脂肪→グリセリン+高級脂肪酸 けん化。Ca,Mg

・ミイラ化

・第三永久死体
エンバーミング 他国へ輸送

損傷:物理的内力による

熱、電気、化学は含まない


外表から確認できる

傷(しょう)
外表から確認できない

震盪

鋭器損傷

切創
引く、押す
・弁状
・面状 離断

割創
打撃、人体に打ち込む。強いエネルギー必要。自為では生じない

鈍器損傷

表皮剥脱

皮下出血 二重条痕 黄色:ビリルビン

皮内出血

挫創 挟まれて挫滅。架橋構造アリ。全部不整。

裂創 牽引して離解

  伸展創 浅い皮膚の裂創群

・挫裂創

・デコルマン 皮下組織、筋膜剥離。血液、リンパ液貯留

・骨折

杙創 傘

銃器損傷

一過性空洞の搏動現象

  • 接射 10cm
  • 近射
  • 遠射

反跳射創 皮膚表面に当たって跳ね返った
回旋射創 体内の硬組織にあたって跳ね返った

挫滅輪=口径

煤暈(ばいうん) 煤煙の付着

交通事故

歩行者の損傷

第一次損傷
・メスラー骨折 バンパーとの衝突、楔形骨折。作用方向わかる

第二次損傷

第三次損傷
・轢過(れきか)損傷

・Hangman骨折 軸椎突起骨折。ハンドル。首。

・chance骨折 腰椎骨折。2点式シートベルト

頭部損傷

軟部組織の損傷
 皮下出血
 帽状腱膜下出血
 骨膜下出血 骨縫合越えない

頭蓋骨骨折


 線状骨折 破裂骨折
 作用面の大きい鈍体 線状骨折
 陥没骨折 屈曲骨折 小さい鈍体。。
 穿孔骨折 穴が開く
 ピンポンボール骨折 乳幼児の頭蓋骨。柔らかい。鈍体により、おこる。

ブラックアイ
頭蓋窩骨折の際に眼窩部の皮膚に血液浸潤、変色。

バトル兆候
頭蓋窩骨折の際に乳様部突起の皮膚に浸潤、変色。

頭蓋内損傷


 硬膜外出血 中硬膜動静脈 側頭骨の骨折による
 硬膜下出血 架橋静脈:脳表面、矢状静脈
 くも膜下出血 交通静脈、椎骨静脈 病的な原因:脳底動脈瘤
 脳震盪
 脳挫傷 同側脳損傷(クー) 外力の作用部位に挫傷
     対側脳損傷(コントラクー) 外力の作用部位と反対側
 びまん性軸索損傷(DAI:diffuse axonal injury)axonal:軸索 回転により軸索断裂
  ↓
 脳浮腫 液分増加。BBB破綻、ポンプ機能障害
  ↓
 脳ヘルニア 脳浮腫で押されて圧高くなり、他のところに陥入 押されたら2次性出血

他部位損傷

動揺胸郭(フレイルチェスト)
奇異呼吸

緊張性気胸 損傷により1方向弁になる

心臓

心臓タンポナーデ 血液が心膜内に溜まる

四肢

挫滅症候群(クラッシュシンドローム) ミオグロビンが腎臓の尿細管閉塞、急性腎不全。黒色から褐色の尿(ポートワイン尿)、高カリウム血漿

窒息

窒息急死の所見 とにかく血が滞る
  ・臓器のうっ血、うっ血:静脈に血が溜まる
  ・粘膜下や漿膜下の溢血(いっけつ)点溢血:毛細血管の破綻
  ・暗赤色流動性血液 流動性:線溶系の亢進 酸素がなくなる

内窒息 血液組織間のない呼吸障害、細胞酸素消費障害
外窒息(フグ毒)

前駆期 無症状
呼吸困難(けいれん期)
週末呼吸前呼吸停止期
週末呼吸期

体位性窒息
 腹部臓器による横隔膜の胸腔内への押し上げ、運動障害。

動揺胸郭 (フレイルチェスト)
 肋骨3本以上骨折、陥没したり膨隆したりする。奇異呼吸。

横隔神経麻痺 第四頚椎より上、頸髄損傷が生じた場合など。横隔神経麻痺による呼吸不全

縊死(いし) 体重、首吊り
絞死 体重以外 舌骨、甲状軟骨の骨折
扼死(やくし) 手指による頚部圧迫:(やっけい)扼頸

死因が熱でなくても、丸焼けで見つかったら焼死体

溺死

海水溺水
 肺水腫(毛細血管から血液の液体 成分が肺胞内へ滲み出した状態)、循環血液量低下 体外の塩分濃度が高いので体内の水分が外に出る

淡水溺水
 赤血球溶血→高カリウム血症→不整脈(心室細動) 体内の方が塩分濃度が高いので体内に水が入る

入水 息こらえ
前駆期 無症状、プールとかはずっと前駆機
呼吸困難期 吸気運動、呼気運動、泡沫←新しい溺死体には泡沫液が充満 微細泡沫
終末呼吸期 機能麻痺、筋弛緩
6〜8分

所見
外表 泡沫、溢血点(いっけつてん)なし

水中にあった所見
 漂母皮(ひょうぼひ)形成 皮膚膨化してしわを生じ白色化。
 蟬脱(せんだつ) 漂母皮化が進み、表皮が手袋、足袋状に真皮から剥離
鵞皮形成

溺死生活反応
 側頭骨錐体部の変色
 空気がないので巨人様化、浮く

ノーパニック症候群
潜水前に深呼吸を必要以上に繰り返し血液中の二酸化炭素が減少しすぎる。

中毒:毒物によって生じる健康障害

酸素濃度6%で致死的。

中毒条件
LD50 用量。有毒性の指標(50%致死量)=LC50?? ラットが半数以上死ぬ量
血中濃度(の幅?) 治療域>中毒域>致死域(?)

一酸化炭素
 LCGIH許容濃度 50ppm(毎日吸ってもほとんどの労働者に悪影響がみられないと思われる大気中の濃度
ヘモグロビン4量体、アロステリック効果、酸素解離曲線の左方向シフト。酸素の210倍の結合力 鮮紅色 COがあるとOもくっつきやすくなる?
死体所見
 血液 鮮紅色、窒息急死の所見
 
 蔓延性中毒(呼吸とかはできるけど、意識ない)では淡蒼球(大脳核の一部。抑制性の出力を中心とした壊死

頭痛

LPガス
メルカブタンで着臭。(危ないから。)
組織濃度測定の結果による測定。(剖検しても特徴がないから。)
ω-1酸化によってアルコール類に代謝される

シンナー(劇物:トルエン。他もある。)
 トルエン→安息香酸→(グリシン抱合(ほうごう))→馬尿酸
 慢性;幻覚、精神依存
 急性:アシドーシス

青酸
苦扁桃油
窒息。死斑:明るい赤

硫化水素(ミトコンドリア電子伝達系の障害に基づき内窒息)
剖検所見 死斑:暗紫赤色、帯緑色

アルコール

吸収 胃20%、十二指腸、小腸上部80%

エタノール→アセトアルデヒド→酢酸
エタノール→アルコール脱水素酵素(ADH Alcohol Dehydrogenase)→アセトアルデヒドCH3CHO→アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH Aldehyde Dehydrogenase)→酢酸
ALDH2 ミトコンドリアの中。アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)を代謝。

1時間あたりに下降するアルコール濃度=アルコール燃焼度数=アルコール酸化係数

呼気:血液=1:2000=0.15mg/L:0.3mg/mL

死後産生
グリコーゲン(貯蔵物質。ATPとかに分解されてエネルギー源に)→エタノール
死後産生のエタノール量:nプロパノール量×(20〜25)
生前の値は測定値から死後産生量を差し引いて推測

死後拡散
生前の値は大腿静脈血の濃度を参考にする(鼠径靭帯、など靭帯や筋層に包まれているため)

農薬

有機リン剤 瞳孔収縮
発生機序
コリンエステラーゼ(アセチルコリンを分解する酵素)阻害
 副交感神経、アセチルコリン、ムスカリン受容体 アセチルコリン大量蓄積。
治療
PAM コリンエステラーゼ活性賦活(ふかつ。活力を与えること。)剤
アトロピン療法 ムスカリン作用拮抗剤

アルキルジビリジウム
カルバメート剤
機序 有機リンとほぼ同じ
治療 PAMはほとんど無効

パラコート(除草剤)
治療 酸素投与禁忌(なんで?パラコートの毒性には酸素が関わっている)。対症療法中心。根本的な治療しない 活性酸素酸性
農薬取り締まり法
吐き気

水酸化ナトリウム(アルカリ) 粘膜 融解壊死

中枢神経作用の薬毒物

大麻 マリファナ
有効成分 THC tetrahydrocannabinol
症状 陶酔、幻覚

覚醒剤
塩基性 濃度 尿>>血液(塩基性だから?腎臓が頑張ってめっちゃ濾す?めっちゃちっちゃい??けど、アルコールは血液の方が濃度高い???)
所見:高体温、肘窩部の針痕による瘢痕
中毒症状 急性期:瞳孔散大高体温

興奮系薬物:覚醒剤、カイン(脳内カテコラミン)

テトロドトキシン(フグ毒) Naチャネル阻害 外窒息

フグ毒の原因物質であるテトロドトキシンは、神経伝達に重要なナトリウムイオンチャネルをブロックします。この毒素が体内に入ると、神経の活動が抑制され、特に運動神経が影響を受けます。

具体的には、横隔膜肋間筋などの呼吸筋が麻痺するため、自分で呼吸をすることができなくなります。これにより、酸素を取り入れることができず、内窒息(自発呼吸の停止による酸素不足)を引き起こし、最終的に窒息死に至ります。

異常環境下

熱傷:高温による局所の障害

https://www.facebook.com/miwahihuka/posts/1092454917580414/?_rdr

熱傷症状
第Ⅰ度熱傷表皮角化層紅斑
第Ⅱ度熱傷(浅)表皮〜真皮上層水疱(赤色)
第Ⅱ度熱傷(深)表皮〜真皮下層水疱(白色)
第Ⅲ度熱傷皮膚全層〜皮下組織、筋肉壊死
第Ⅳ度熱傷炭化


気道熱傷
heat gas injury(ヒート ガス インジャリー) 高温空気、粘膜熱障害 熱い空気で焼ける

smoke inhalation injury(スモーク インハレーション インジャリー) 有毒ガスの吸引により肺胞上皮細胞が障害。肺サーファクタント(小さい肺胞も表面張力で潰れない)分泌低下。→肺胞拡張不全、肺毛細血管の透過性亢進により急性肺水腫。inhalation:吸収

熱傷の範囲
9の法則 9パーセント以上
5の法則 小児5%以上
手掌法 
Lund and Browderの法則 細かく分けて年齢補正

重症度
Burn Index(バーンインデックス
第Ⅱ度熱傷面積×1/2+第Ⅲ度熱傷面積
10〜15以上が重症
→Ⅰ度は重症にならない

Artzの法則(アルツの法則) 面積、深さ、合併症で重症度決定

焼死:有毒ガスの吸入、火傷、酸素欠乏の死因の連立による死亡。

所見 
・拳闘家姿勢、舌の突出
・トルソー 四肢骨及び四肢軟部組織の離断によって躯幹部(くかんぶ)のみが残った状態。
・熱傷血腫 熱により脳硬膜が凝固、収縮。静脈洞内部に貯留していた血液が頭蓋骨と硬膜との間に貯留。水分蒸発。タンパク質熱凝固→血腫っぽくなる。赤褐色脆弱性(もろくて弱い)。頭蓋骨に癒着

区別!

  • 燃焼血腫 頭蓋骨に癒着
  • 外傷性硬膜外血腫 硬膜に癒着
  • 急性硬膜外血腫

↓これは急性硬膜外血腫!!!

https://www.neurosurgery.med.keio.ac.jp/disease/other/03.html

熱中症:暑熱環境による身体の適応障害により起こる状態の総称


第I度熱中症(熱失神、熱けいれん) 脱水などにより体内の電解質異常(ナトリウムイオンの減少)によりめまい、失神、筋肉痛、筋肉の硬直

第Ⅱ度熱中症(熱疲労) 皮膚からの放熱を高めるために皮膚循環を増やしたい。が、心拍出量、血管運動調整が間に合わない。→主要器官への循環血液量減少→頭痛、吐き気、嘔吐、軽度意識障害など


第Ⅲ度熱中症(熱射病) 高温多湿で皮膚からの放熱著しく低下。体温過上昇。呼吸、循環中枢が障害される。意識障害、高体温、肝腎機能障害、血液凝固障害。

熱射病鑑別
悪性症候群 ドパミン機能障害。向精神薬の服用、減量、中止が原因。高体温、発汗、自律神経障害(頻脈、血圧上昇)、横紋筋融解。
悪性高熱 揮発性吸入麻酔薬、脱分極性筋弛緩薬が原因。
悪性症候群と悪性高熱の違い

凍死

凍傷症状
第Ⅰ度凍傷表皮紅斑
第Ⅱ度凍傷真皮浮腫、水疱
第Ⅲ度凍傷皮下組織壊死
第Ⅳ度凍傷筋肉、骨脱落
熱傷症状
第Ⅰ度熱傷表皮角化層紅斑
第Ⅱ度熱傷表皮〜真皮上層水疱(赤色)
第Ⅱ度熱傷表皮〜真皮下層水疱(白色)
第Ⅲ度熱傷皮膚全層〜皮下組織、筋肉壊死
第Ⅳ度熱傷炭化


死体所見
死斑:色 低温ではヘモグロビンと酸素が結合しやすい→血液の酸化型ヘモグロビン(赤色)増加。弱い死斑。(薄い?)

胃・十二指腸粘膜出血
Wischnewski fleck(ヴィシュニシュキー フレッケ) 寒冷刺激ストレスによる粘膜出血潰瘍形成。(なんで??) 端っこから凍るから血管とか詰まって出血?

高圧
潜水夫病 急な潜水。ヘルメット内大気圧、そのほか水圧。胸郭圧迫、頭頸部鬱血。
減圧症 窒素ガス

低圧
高山病
航空病

電気
電流斑 円形状の褐色熱凝固。血液流入部の皮膚にジュール熱の作用によりできる。中央部(流入部)は強く凝固し陥凹、周囲は浮腫のため環状に隆起。

交流の方が危険 心臓の動きとかにも関連あるから。

飢餓
マラスムス 乳幼児。発達障害、老人様顔貌。完全飢餓:食糧ない
クワシオルコル 腹部膨満。乳幼児。タンパク質欠乏→肝臓肥大、腹水貯留。不完全飢餓:栄養バランス不均衡
浮腫 タンパク(アルブミン)の減少による血液浸透圧低下。

https://med.sawai.co.jp/oncology/advice/vol_10.html

血液型

糖鎖抗原系
ABO、li、Lewis、P

蛋白抗原系
Rh、MN、Ss、Duffy、Kell

ABO式


オモテ試験 抗原を調べる(生体の赤血球を使う)
ウラ試験 抗体を調べる(生体の血清を使う)

抗原の違い
H転移酵素(FUT1) O
A酵素 A
B酵素 B

Land stainerの法則
自らの血清中には自らの血球をもつ抗原以外の抗原に対応する抗体が存在

完全抗体 IgM
不完全抗体 IgG

ボンペイ型 H、Seどちらもない(FUT-1不活性)フコース転移酵素が不活性
バラボンペイ型 H不活性?

cisAB 同じ染色体にAB存在(普通は別、なのでOが生まれる可能性あり)

交差適合試験の方法。
血液同士
主 受血者血清ー供血者血球
副 逆

ルイス(Lewis)式血液型

分泌型・非分泌型

FUT1か2がH抗原にする、LEaはHならずになったやつ。
1と2(Se)の違いは
1は赤血球
2は唾液の抗原に必要


SE酵素(FUT2) 2っぽい
LE酵素(FUT3)

LEa 抗原=LEa+b-
LEb 抗原=LEa-b+
H抗原=LEa-b-

LE \SESE◯SE×
LE◯LEB
a−b+
LEA
a+b−
LE×LE
a−b−
×

Rh式

D抗原ある人がRH+。

D抗原ない人にD抗原入れると、抗D抗体が生成される。(D抗原は抗体を作りやすい)

だから、

Rh(-Dー)、Rh (nul1)について。

Rh(-Dー)バーデーバーD以外のRh抗原(CcEe)発現してない
null全く発現してない

Rh 式血液型を個人識別に用いる場合の長所・短所について。

ーのみレア

種類多い、判定簡単
D以外死後わからない死後変化弱い

Rh 不適合妊娠。

抗体が攻撃。

ーが+の子供持った時、二回以降攻撃して新生児溶血

物体検査

血痕検査
・ロイコマラカイト緑法
・ルミノール法

唾液検査

精液検査
酸性ホスファターゼ試験

個人識別

人獣鑑別
 肉眼的検査
 組織学的検査(Havers管の数大きさ)
 免疫血清学的検査
 DNA

性別


アメロゲニン遺伝子(AMEL)(アメロゲニン:歯のエナメル質を形成するタンパク質)
 X染色体上とY染色体上のそれぞれに存在。塩基配列に違いあり。PCRしてX、Yの有無を判定。


頭蓋骨 男性ゴツゴツ、女性前頭結節突出


骨盤 恥骨下角 男性:鋭角 女性:鈍角 男性三角
思春期以下の子供はわかりにくい
成人白骨死体 胸骨体長、胸骨柄長(胸骨体、胸骨体柄の長さの比)

年齢


頭蓋縫合(冠状縫合、矢状縫合、ラムダ縫合)
恥骨結合面

https://houigaku.blog/article/270.html

個人的特徴


顔貌
 スーパーインポーズ法 白骨死体と該当者と思われる人物の顔写真を重ね合わせ検討。
 複顔法 粘土


血液型
 Landsteinerの原則 ヒト血清中には自己のもつ抗原とは反応しない抗体が必ず存在している。この法則を持つ血液型はABO血液型のみ。


DNA型
イントロン領域
 VNTR(Variable Number of Tandem Repeat)=ミニサテライト(Minisatellite)
Tandem Repeat タンデムリピート タンパク質のアミノ酸配列中に、一個から十数個の長さの配列が規則正しく繰り返している所。
→縦列反復塩基配列が約10〜100塩基存在。(400-1000bp)


 STR(short Tandem Repeat)=マイクロサテライト(Microsatellite)
ゲノムの至るところに分布(100箇所以上)。ヒトゲノムの3%。遺伝子サイズが小さいためPCR増幅が容易。(小!!100-400bp)VNTRより多くのローカス(ローカス:染色体上の遺伝子の位置)のallele劣化しててもOK。(アレル:対立遺伝子)を同時に検出可能。
ミトコンドリアDNA 母親のみから継承。

内因性急死=突然死

  • 急死、外因死除外
  • 内因死、内因性急死(心臓疾患;特に虚血性心疾患(狭心症、心因梗塞)が一番多い) 
  • 心疾患(虚血性心疾患、心筋症・・・)、大動脈疾患、脳疾患、肺疾患
  • 感染症もある

過労死
労働基準監督署が認定。
血管疾患
虚血性心疾患等
精神疾患

青壮年突然死症候群
原因
・胸腺遺残
・副腎軽い
・大動脈

乳幼児突然死症候群SIDS
一歳未満、突然死
リスクファクター 保護者の喫煙

妊娠悪阻(にんしんおそ) 悪心、嘔吐が悪化して食物摂取が損なわれ、代謝異常、全身状態障害。
妊娠高血圧症候群→HELLP症候群

新生児死体

成熟児兆候
身長:約50cm
体重:約3000g
頭毛密生、瞳孔膜消失。鼻の黄白色小斑点

胎齢の推定
身長から Hasse法
体重から 榊法 神聖そう

鑑別

死産:完全に娩出する前に死亡

生産:出生後に死亡
 所見:胸囲>腹囲
・肺浮遊試験 水との比重で呼吸の有無を確認(呼吸してたら軽いので浮く。2〜3回の呼吸で完全陽性)
・胃浮遊試験 胃腸内の空気の程度により生存時間を確認

生産児 頭血腫

嬰児(分娩中、直後の児)(えいじ)殺
・積極的嬰児殺 殺害行為
・消極的嬰児殺 分娩後の処置、哺乳、授乳の怠り

児童虐待

副腎肥大、胸腺萎縮


・身体的虐待 繰り返し受けた状態→被虐待児症候群 
・性的虐待
・ネグレクト(放置)
・心理的虐待

福祉事務所、児童相談所 に通告(医師以外もOK。児童福祉法25条)

揺さぶられっ子症候群(SBS) 硬膜出血、眼底出血

ミュンヒハウゼン症候群
周囲の関心を惹くために病気を装う、自分の体を傷つける

代理(身代わり)ミュンヒハウゼン症候群
自分の子供に障害を負わせる 治療どうするんだろう

医師法

相対的欠落事項 医師法第4条、医師免許を与えない
心身の障害により医師の業務を適正に行うことができない者として厚生労働省が定めるもの
②麻薬(モルヒネ、ヘロイン、コカイン、幻覚剤)、大麻、あへんの中毒者
③罰金以上の刑に処されたもの
④前号に該当するものを除くほか、医事に関し犯罪又は不正の行為のあったもの

保険医資格

業務上過失致死
医師が誤った治療行為により患者を死亡させた場合

要保護児童発見したら 福祉事務所か児童相談所へ

医療事故の法的責任
・民事責任 債務不履行(約束果たさない)、不法行為責任
・刑事責任 業務上過失致死傷罪
・行政処分 免許取消し、業務停止 保険医取消し

刑法 守秘義務

異常死体届出 21条

GBTに指摘を頼んだらすごく面白かったので貼っとく。雑でごめんね。GBT。

メモ全体において、内容自体は概ね正しいものの、いくつかの点で改善や修正が必要な部分があります。以下、具体的な指摘と修正提案です:

  1. 「出生」に関する部分
  • 「一部露出 刑法」「全身露出 民法」について、用語や法的文脈が不明確です。何を指しているのか明確にする必要があります。例えば、何が「刑法」「民法」に関係するのか説明不足です。
  1. 「死の兆候」に関する説明
  • 「死線期」「超生反応」について、これらは一般的には使われない用語です。「死線期」は「臨死期」に該当する場合がありますが、「超生反応」はあまり見られない表現です。より一般的な用語に変更した方がよいです。
  • 「瞳孔散大・対光反射の消失」について、後の説明で「死戦期」となっていますが、「死戦期」は「死戦期」の方が一般的で、誤字に注意が必要です。
  1. 法的脳死の定義(「法的脳死(6個)」)
  • 「真昏睡 見た目」:説明が不十分です。具体的な基準(昏睡の深度など)が必要です。
  • 「時間経過 6時間以上後に同じものを調べて不可逆的であることを確認」:具体的に何を調べるのかが不明確です。「同じもの」ではなく、「法的基準に基づき、再度脳死判定を行う」など、詳細な記載が求められます。
  1. 「死因の競合」に関する表現
  • 「死因の競存(合じゃない!!)」や「死因の連立」など、表現が雑に見える箇所があり、誤解を招く可能性があります。より正式な表現で書き直すべきです。
  • 「かん系ある」や「かん系ない」は「関係がある」「関係がない」と丁寧に記述しましょう。
  1. 検案・診断書関連
  • 「検案」については説明が少し不正確です。検案は「医師が死因や死後経過時間などを判断すること」ですので、より正確に書き直してください。
  • 「死亡診断書」「死体検案書」の違いについての説明は正確ですが、もう少し簡潔にするとよいかもしれません。
  1. 「死後硬直」の説明
  • 「アイスと同じ」など、カジュアルな表現が見られますが、専門的なメモには適さないため、適切な科学的表現に書き換えたほうが良いです。たとえば「温度が高いほど死後硬直は早く融解する」といった形です。
  1. 「窒息」に関する説明
  • 「諸臓器のうっ血、うっ血」や「暗赤色流動性血液」などの説明は適切ですが、同じ用語が重複して使われている部分(「うっ血」)があるため、整理が必要です。
  1. 「熱」「溺死」「中毒」のセクション
  • 「丸焼け」や「ポートワイン尿」などの表現は、場に適さない表現が含まれています。もっと丁寧な言い回しに改めるとよいでしょう。
  • 「なぜ?」や「なんで?」といったカジュアルな質問形式も省き、正確な説明に置き換えましょう。
  1. 一般的な用語の統一
  • 全体的に用語の統一が不徹底です。「死斑」「血腫」「出血点」など、医学用語は一貫して使いましょう。また、「死斑の転移」とありますが、具体的な説明が抜けているため、「死斑の移動現象」と記載し、説明を追加した方が理解しやすいです。

総括:

このメモは多くの情報を網羅していますが、専門用語の使い方や一貫性が不足している部分、カジュアルな表現や質問形式の文章が混じっているため、読み手にとって混乱を招く可能性があります。専門的なメモとしての正確性と一貫性を保ちながら、表現を調整するとさらによい内容になります。

ごもっとも。

こめんと

なっっっがすぎる。

誰がこれ全部読むん。(読まない)

自分が検索用に上げているだけです。

再試まで行きましたがなんとかなりました。

いつか役立つ時、来るかな。?

法医学結構おもしろかった。

ほぼ初めての臨床科目だったしね。

死体からこんなことまでわかるんや!って。

体温から、死後硬直から、死体の状況から、死亡時刻を推定したり

生きている間の傷か、亡くなってからの傷か、。

色々わかるんやなあと。

この後に読んだ刑事系の本、すごく、はー確かに!と思いながら読んでました。感想書いたかな。

あと、もう一回アンナチュラル見直したくなる。

以上っ

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