難しいよ。内容はわかる、気持ちもわかる、文章もわかる、状況も、登場人物も、わかる。
けど、
言葉で表しにくい系。
大学生とおじさん(それも変わった)の
短い関わりの物語。
ドロドロ、でもない、うーんぬるぬる???
ここから先ネタバレあり
適当な人間が。けど、人間の本性と儚さとに興味を持った、それを知る手段が、カメラしかなかった。
そうすることでしか生きられなかった。
きっとカメラが持参にとっては自分の気持ちの整理のために、生きていく上で必要で。
体の一部、みたいな感じなんだろうな。
第六の感覚、みたいな感じ。
一瞬を、切り取る
その一瞬を切り取ってしまう。
っていう残酷さと、凄さを思うと。
今は、簡単に写真撮れるけど、
たまに思う、
「この写真を撮ることは必要なのかな???」
「わざわざ集まって、顔を作って、写真をとる意味とは。」
覚えられない、わかる。けど、覚えておく必要はある?
常に、情報が、時間が流れていくのが常で。
その中で、今、を楽しむために。
過去、を振り返る必要があるのか。
過去を振り返ることで、今、が有意義になる、
そう考えるのも、それでしか満たされないのも。
記憶の中で美化して、定期的に楽しむ、
それを強化するために写真があると思っていて。
昔語り、が好きになるじゃん。おじいちゃんになると。(偏見)
それを補強する。道具、と思っていたりとか。
この、写真が、必要、
写真が自分の生きていく上で手放せないもの、
っていう感覚は、わからないけど。
それがプロたる、人気たる、所以なのかもしれない。おじさんの。
クソっぽく見えるけど、実は色々考えてそうで、頭良くて、けど、周りに理解してもらえないし、理解してもらおうとも思ってないから結果的に何も考えてない風でのらりくらり生きている、長髪一つ結びおじさん(((偏見)))
いままでは飽きて捨てた、っていうのも、どうなのか。(前の人たちを、ね)
そういう職業、なんだから、特性、なんだから、攻めたところで、っていう意見もあんまり好きじゃない。
ただ、それ以上に何かおじさんにできるか??って言われたらできない。
長い時間をかけて毎回別れるのは、お互いに、時間と、労力と、気持ちの無駄だし。
そう思うと、
おじさんとしては、そうやって打ち捨てる、のも優しさ(そもそもそんなことするな、とも言えないのが事実、てか近づいてくるのは女の方からなんだよ)
その打ち捨てられる、ってわかっていて、近づいてくるんだから、
仕方ない、と言えば仕方ない。
としか言えないけど、
こういう生き方の人、
悪い、とは言えない。
こういう人が、本当に価値、とかを生み出しているとも思う。てか何この定期的にいろんな本に出てくる、
多分、一定数いるんだろうな、(実際にいる)
で、それに惹かれる人も、多いんだろうな。
次の話にも考えられるけど、
こういう人と生きていく、根本的に幸せ、を手にいれる、
のは、すごく難しいんだろうなと思って読んでいます。
いつか、こういうおじさんと幸せ系見てみたいな。そんな本あったら教えて。想像で作るか(打開策0)
主人公は、幸せ、だった、のか??
最後だった、っていう事実で、主人公は他の女たちよりも救われてるのかもしれない。
そうなの???
最後に惹かれた、最後だから惹かれた、のもほんとにそうなのか。
最後に、惹かれたのが、あなただったんだよ、
嬉しいか?????????????????????(嬉しいのか)
こんな経験をさせてくれた、
出会えてよかった、
それでいいん、だろうな。。。
最後の、成長まで見たかった、けど、見れなくて辛かった、だから逃げた、っていうのもほんとなのか???
今まで打ち捨ててきた人が急にそんなこと思うかな?最後だから無理やり周りの人がそうでっちあげただけでは???
けど結局、それはもういないカメラマンの感情で知ることも無理だし知ろうとすることも無意味なのかもしれないけど。
わからないし、まあ、それで主人公が、
周りの人が、
救われるなら、
どんな解釈でもいいと思ってる。
死人に口なし。
ていうか、あれだけ不倫(状況的には)を毛嫌いしてた主人公に
最後にお前も不倫してたようなものだよ
って、
妻の存在を知らされるのグロすぎる。(グロい、っていい言い方じゃないね、うーんと、作者人の心なさすぎる、。その設定必要???(気持ちをえぐるって意味で必要))
こめんと
すごかったねえ。
えげつなかったねえ。
言葉にするの難しいねえ。
ドロドロ、でもない、なんていうんだ、このジャンル。
以上っ
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